移動運用 伊豆稲取・浅間山

グローバルアンテナ研究会、2004年度の春季移動運用は伊豆方面でした。当日早朝に東名で大きな事故が有ったらしく、その影響で予定より約1時間半のロスがありましたが、前回の日光いろは坂の大渋滞を経験しているメンバーは、この程度の遅れは全く苦にならないのでした。ただ、あいにくの雨だったのと、時間の遅れで、初日の移動運用は止めて、当クラブとしては、異例の早いチェックインとなりました。

ホテルは道路を挟んだ海のすぐそばで、天気が良ければ大島が見えるという中々のロケーションでした。早起きすれば結構な朝日が拝めるらしかったのですが、おそらく日の出を見たメンバーはいなかったのでは、と思われます。

温泉は時間帯によって5階の展望風呂と地下の風呂が交互になってまして、温泉としては地下の方がそれらしい雰囲気が有った様に思われました。ホテルに着いたら早速海に面した方の部屋に無線機とアンテナをセットして、運用が始まりました。
窓ガラスが針金入りなので飛びが良くないという事が分かり、外の窓を開放して障子を閉め、コードは欄間を通して引くと云う形になりました。障子の保温性を再認識したり、という一幕もありました。

宴会の後は部屋に集まって二次会になります。例によってよもやまの話に花が咲き、約6局は、少なくとも3時迄は起きていた筈です。

翌日曜日は、こちら方面は地元も同然というSMZ局の案内で加茂郡東伊豆町稲取にある浅間山に移動。BTE局の430MHzの15エレループの2列2段、NUW局の144MHzの4エレループ、AWU局の50MHzのダイポールと、三本のアンテナを設置して、6時近くまで各バンドでのQRVと成りました。局数としては、やはり430MHzが一番多かった様ですが、144MHzのSSBも、中々の盛況だった様です。

海抜500メーターとはいえ、山のほぼ頂上で、近くに風力発電の風車が有るくらいですから、風当たりも当然強く、午後になって曇ってきてからは中々の寒さでした。
でも、我々のすぐ横でパラグライダーの実演(?)が見れたのは、中々興味深かったですね。あの人たちも、連絡用に430MHzのリグを持って飛んでいるとの事でした。

帰りは予想していた程の渋滞もなく、途中、小田原の某有名寿司店に立ち寄り、豪華夕食で満腹になり、海老名PAでのミーティングを最後に解散と成りました。

CQに応答くださった各局、行き帰りのモービルとお相手くださった皆さん、有難うございました。

【参加局】
JA1NUW・JA1MPU・JA1RGW・7M1LOT・7N1BLP・7N2DFV・7N3BTE・7N3AWU・7N4SMZ
(JARL式コールサイン順)